私はこうして離婚しました
離婚する理由
人それぞれ離婚する理由は色々あるとは思いますが、世に聞く主な理由としては
浮気や不倫、性格の不一致、価値観の違い、親族問題、マザコン、モラハラ、DV・・・といったところでしょうか。私の場合は夫の酒乱・DV・モラハラが主な理由でした。
どんな問題にせよお互いに歩み寄り、二人で解決に向かう努力が出来るのならそれは素晴らしいことですし、話し合いすら出来ない状態や命の危険が伴う場合など、離婚するのが望ましい状態もあるかと思います。
離婚にも種類があります
1)協議離婚
世の中の離婚のほとんどが協議離婚です。夫婦が同意の上離婚届けを書き、提出すれば成立。婚姻届同様、成人した2名の証人の署名・押印が必要となります。また、未成年の子供がいる場合には親権者を決めておかなければいけません。
私の場合は互いに話し合うことは不可能だったので間に弁護士さんに入ってもらいました。離婚届けは弁護士さんを仲介して先に夫が書いたものを私が受け取り、自分で役所へ提出しに行きました。このような場合でも協議離婚です。
2)調停離婚
話し合いが出来ない、別居中で顔を合わせたくない・・・等互いに話合う事が出来ない場合、家庭裁判所に申し立てをすることによって調停にかける事が可能です。間に調停員が入って話し合いがされますが、夫婦は別室で顔を合わせる事はありません。調停員が夫と妻の部屋を行ったりきたりしながら互いの言い分をそれぞれに伝えつつ話は進んでいきます。互いに条件に同意すれば離婚は成立。
相手が来ない、納得してくれないなど不成立で終了となる場合もあります。
家庭裁判所へ申し立てをしに行かなければなりませんが、費用は2000円ちょっとで出来るそうです。
3)審判離婚
何度調停をしても成立しない場合、裁判官が審判で離婚を決定する形の離婚方法のことを「審判離婚」といいます。合意できない細かい理由が離婚とは別のものである場合や、離婚条件について夫婦双方の合意が出来ているけれども調停立ち会うことが出来ない場合などに認められるようですが、周りで審判離婚した、という人はあまり聞いた事がないですね。
4)裁判離婚
調停や審判でも離婚が出来なかった場合、離婚裁判にて手続きをとる必要があります。証拠の収集、提出など法律的な専門知識が必要になるので弁護士に依頼することがほぼ必須になります。協議や調停に比べると長期化する可能性は非常に高いと思われます。
知人はご主人がどんなに酷い暴力も絶対に認めず、裁判にもつれこんだとの事。相当な精神的苦痛が伴っているようで、話を聞いているだけでも非常に辛いです。
次は私が離婚に向けて準備した事について書こうと思います。