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その日が来るまで〜酒乱DVモラハラ夫と離婚しました〜

酒癖が悪く、モラハラDVな夫と離婚したシングルマザーの赤裸々日記

隔離された生活〜シェルターの中〜 その1

また少し話が遡りますがお付き合い下さいませ。

朝7時。

 
起床のアナウンスで目が覚めた。覚めた、というより結局眠れなかったのでずっと起きていた。頭が朦朧としていてこの部屋は何処なのかと一瞬わからなくなった。
 
用意して朝食を食べに行かないと…でも体が起き上がらない上に子供はスースーと寝ているので起こすのが可哀想。
 
ギリギリの時間まで寝かせておくことにし、自分も横になっていようとそのまま布団に入っていた。
 
すると少し眠れたようで目が覚めると朝食の終了時刻が迫っていた。全然お腹は空いていなかったけれど子供に何か食べさせないといけないので無理矢理起こし、着替えて食堂へ向かった。
 
他の入所者は誰もいなくて私達だけだった。
 
学食のような感じ。自分達の名前が書かれたプレートとご飯・おかずが乗ったお盆があったのでそれを取り、もそもそと食べ始めた。
 
子供は幼児向けのジュースも付いていたので喜んで飲み、食事も進んで食べたが私は全く食べる事が出来ずそれぞれ2,3口食べだだけで残してしまった。
 
決して不味いわけではなく、むしろ美味しかった。栄養バランスがきちんととれているし見た目も美味しそう。
 
でも胃が受け付けなくて食べることができなかった。
 
…これも税金でまかなっているんだろうな。残した事が申し訳なくなった。
 
食事を終えて部屋に戻る途中、談話室からTVの音と楽しそうな笑い声が聞こえ、ドアの前をみるとスリッパが沢山並べられていた。
 
結構入所している人がいたようだったけれどそこに入る勇気はなく、新学期に楽しそうなグループを尻目に一人ぼっちで大人しく席に座ったままの中学生みたいな気分になった。
 
プレイルームから子供の声も聞こえたけれど子供を遊ばせようという気分にもなれなかった。
 
 
当たり前だけれどDVシェルターという所がどんな所なのか全くわからなかったので、綺麗な刑務所。ぐらいでしか想像出来なかったが、ここでの生活が、思ったよりも不便ではない事に驚いた。
 
あまり詳細を書くことは出来ないけれど、命からがら身1つで逃げてきてもなんとかなるんだな、と思った。
 
その日は週末だったので当直の人しかおらず、何もわからないまま部屋にこもって過ごした。