その日が来るまで〜酒乱DVモラハラ夫と離婚しました〜

酒癖が悪く、モラハラDVな夫と離婚したシングルマザーの赤裸々日記

終わりを見た日〜DVからの脱出〜その3

早朝5時。

 

いびきをかきながら眠る子供を抱きしめながら車に揺られること30分。

 

まだ日も昇らぬ時間で真っ暗闇の中、厳重な門を通って大きな建物の前に車が止まった。目を覚ました子供を抱いた私は荷物を持ってくれた警察官と共に建物内へ。

 

警察官は玄関先で出迎えてくれた初老の男性と少し話をすると、そのまま「では私達はこれで。なにかあったら連絡しますので。」と言って署へ戻って行きました。

 

DVシェルターと呼ばれるこの建物内には入所している人がいて、恐らく今は就寝中であろう。小さな声で「ありがとうございました。」と囁いた。

 

応接室のような所へ通されて入所手続きを済ませると、通帳類などの貴重品・現金・パトカーに乗ってすぐに電源を切った携帯電話を預けました。

 

そしてこれから私達親子が使用する部屋を案内してもらい、施設内での生活について軽く説明を受けると男性は「起床は7時です。朝食は8時から9時までですので。」と言い残して戻って行った。

 

何がなんだかよくわからないうちに、どこにあるのかもよくわからない所へ来てしまった…ここにはいつまでいるんだろう。出たら私達はどうなるのか。

 

そんな事を思いながらクローゼットから布団を2組出し、敷いて子供と横になった。

 

疲れ果てて荷物もその辺に置いたまま。歯ブラシは持っているけれどどこですればいいのかわからない。そういえばチョコレート食べさせたな。でももう今日はいいや。トイレも行きたい気がするけれどいいや。

体が布団にめり込むように重く、疲れていた。でも目は冴えていたのでなかなか眠る事は出来ず、そのうち子供がスースーと寝息を立てて眠ってしまった

すでに6時。ウトウトしては目が覚め、を繰り返し、結局うまく眠る事は出来ず。

 

DVシェルター。響きから想像するに、きっと刑務所のような所で部屋も共同で汚く…そんな想像をしていたけれど、実際はホテルや旅館の和室を小さくした感じで、ちゃんと個室になっていたので心底ホッとしました。

 

どうしてはこんな事になってしまったのだろう…ママのせいで巻き添えにしてしまってゴメンね。

こんな状況でもスースーと眠れる子供に感心しながらも、すごく申し訳なくて自分が情けなくて涙が流れてきました。